7月19日(日)にくつろぎcafeやまぼうしで行いました第11回西大井やまぼうし落語会の三遊亭好吉さんの口演をお届けします。
コロナ禍での開催で観客は数名という状況でしたが、2題熱演していただきました。
1題目は”千早振る”です。
千早振るという落語は、在原業平の百人一首の解釈を面白おかしく説明したものです。漫画や映画にちはやふるというのがありますが、これは、この和歌に書かれている男女の恋愛模様に重なるものがあるので題名にされたのではないでしょうか。最後の落ちが、こじつけたような表現で分かりにくいですが、物知りを装う先生の慌てぶりが面白いです。
2題目は”ちりとてちん”です。
ちりとてちんは、NHKの連続テレビ小説として有名です。落語家を目指して奮闘する女性の姿を描いたものですが、物語のストーリーとこの落語はあまり関係ありませんが、この落語に似たシーンが盛り込まれています。出された料理をうまいうまいと食べる人物と何でもまずいという人物の対照的なシーンと腐った豆腐を食べるシーンは見所です。
お楽しみください。
尚、次回は、10月18日(日)を予定しております。
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